人が来て急に風が強くなったらすぐに離れた方がいい

こちらに背を向けていたため青年の表情は見えなかったけれど割と毅然とした態度に見えた一方老婆と男はお互いに顔を見合わせ頷きアウト青年に会釈をし引き上げていった。
その背中に青年が軽く頭を下げて小走りで戻ってきたいつのまにか木の揺れは治り葉が何枚か落ちてきていた今の何だったのと中年のおじさんあのなんであんなに入れたのあの二人のせいと彼女俺はあまりの出来事に言葉が出なかった興奮する女を青年は落ち着いてくださいとでも言うように手で制した。
しかし青年自体も興奮しているのは明らかだった手が震えていた僕も実際に見るのは初めてなんですけど周りに神社に入られるだけで言ったことが起きることがあるらしいんです。
どういうことですかと俺いやあの僕もこういうのは初めてで昔いた神社でお世話になった先輩のその先輩からの話なんですけど青年神主の話は次のようなものだった関東の割と大きな神社に勤めていた頃かつてその神社で起きた話として先輩神主がさらにその先輩神主から伝え聞いたという話ある時から神主巫女互助会の組合員と神社を手にする人間が狐のお面を目にするようになった。
そのお面は敷地内に何気なく落ちていたりゴミ集積場に埋もれていたり賽銭箱の上に置かれていたりと日に日に出現回数が増えていったという。
ある時手間を掛けるイッカクが小型の狐のお面で埋められているのを発見されこれはもうただ事ではないという話になった。
するとその日の夕方狐のお面をかぶった少年が家族らしき人達と行ってきたまの良いことにその日その神社に縁のある位の高い人物がたまたま別件で滞在していた。
その人物は家族に歩み寄るとこちらでは何も処置できませんしかし。まる神社なら手もありますどうぞそちらへご足労願いますと進言し家族はあれを言って引き返したという。
その先輩は神社ってのは聖域だからその聖域で対処できないような許容量を超えちゃってるものが来たらそれなりのサインが出るものなんだなーって言ってました。
じゃあ今のがサインってことかとおじさんがつぶやいた 間違いないでしょうね。
でもあのまま返したって良かったんですかねという俺の質問に青年はえー一応予約を受けた時の連絡先の控えがありますから何かあればすぐに連絡は着きます。しかし、ウィズコスメ サラフェプラスはどれだけ安く購入できるかを調査していて、いやーでも大したもんだね見直しちゃったよとおじさんが言った俺も彼女も他の皆も頷いた家々も浮き足立っちゃって手のひらとか汗がすごくて体がまだ震えてますよと青年は慌てた顔をした。
その後つつがなくお祓いは済んだ正直でさっきの出来事が忘れられずお祓いに集中できなかった。
多分他のみんなもしかしえらいものでそれ以降体調は良くなり不幸に見舞われるようなこともなくなった結婚後も彼女とよくあの時の話をするあの日以来彼女の心霊番組を見たりネットで類似の話はないかと調べたりどこで知ったのか洒落怖を覗いたりもしているみたいやっぱり気になっているのだろうもちろん俺だってそうだしかしだからといってあの人の良い青年神主に話を聞きに行こうという気にはならない。
もしもだけどさ私達が入った途端にさ気がビュンビュンって入れだしたらもうたまんないよね彼女がひきつった笑顔でそう言った全くその通りだと思うあれ以来神社や寺にはどうも近づく気がしない。